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2005.11/29 [Tue]
炉開き
日曜日は東京品川で大和古流の炉開きに席をいただきました。
茶の世界の一年の始まりです。落ち葉で美しく彩られた実りいっぱいの庭とともに、豊かな和やかなときを過ごさせていただきました。
笠間稲荷で奉納した香を聞かせていただいたあと、茶室で奉納した手摘みの挽きたてお茶をいただき、あの降魔射から新しい一年が始まっているのだなあと改めて感じさせられました。
茶室に入ると、床にはしっとりと潤いのあるもみぢ葉と、白い椿の花。炉でパチパチと燃える火がゆっくりと迎え入れてくれます。湯をたぎらせている炉の火は、あらゆる悪を打ち破るという不動明王の火なのだそうです。
おいしい亥の子餅をいただいて、お茶をいただきます。
イノシシといえば京都御所西側の護王神社には狛犬ならぬ狛イノシシがあるのですが、このイノシシ、和気清麻呂公(わけのきよまろ)を宇佐八幡まで導く道しるべになったとか。亥の子餅って十二支の中の亥、イノシシという生き物の力をいただくという、これまた縁起を担いでいるようです。
鮮やかな若草色・・・なんという味わいでしょう。軽やかでまろやかで、体にすーっと溶けて行くようで、奉納祭でいただいたときよりさらにおいしいのです。お茶って本当においしいものなのですね。
最初の部屋に友常当主がしたためた紅葉物語が飾られていたのですが、あとからしっかり見せていただきました。巻紙の中に京都大徳寺高桐院の、かわいらしいさまざまないろの紅葉が散りばめられて、奉納祭前後に京都で紅葉狩りしたご様子が絵と書でしたためられていました。この絵巻物には奉納祭での七五三で弓を射ったお子様たちの名前が連なる部分もあり、余白には降魔射の一瞬も織り込まれているのです。
「この中には皆さん一人一人がいるのです」というご当主の言葉がこの日の柔らかな日差しのように、優しく包み込んでくださいました。
紅葉物語の続きにこのひとときも、目の前で散ってゆく落ち葉もまた続いているのです。

茶の世界の一年の始まりです。落ち葉で美しく彩られた実りいっぱいの庭とともに、豊かな和やかなときを過ごさせていただきました。
笠間稲荷で奉納した香を聞かせていただいたあと、茶室で奉納した手摘みの挽きたてお茶をいただき、あの降魔射から新しい一年が始まっているのだなあと改めて感じさせられました。
茶室に入ると、床にはしっとりと潤いのあるもみぢ葉と、白い椿の花。炉でパチパチと燃える火がゆっくりと迎え入れてくれます。湯をたぎらせている炉の火は、あらゆる悪を打ち破るという不動明王の火なのだそうです。
おいしい亥の子餅をいただいて、お茶をいただきます。
イノシシといえば京都御所西側の護王神社には狛犬ならぬ狛イノシシがあるのですが、このイノシシ、和気清麻呂公(わけのきよまろ)を宇佐八幡まで導く道しるべになったとか。亥の子餅って十二支の中の亥、イノシシという生き物の力をいただくという、これまた縁起を担いでいるようです。
鮮やかな若草色・・・なんという味わいでしょう。軽やかでまろやかで、体にすーっと溶けて行くようで、奉納祭でいただいたときよりさらにおいしいのです。お茶って本当においしいものなのですね。
最初の部屋に友常当主がしたためた紅葉物語が飾られていたのですが、あとからしっかり見せていただきました。巻紙の中に京都大徳寺高桐院の、かわいらしいさまざまないろの紅葉が散りばめられて、奉納祭前後に京都で紅葉狩りしたご様子が絵と書でしたためられていました。この絵巻物には奉納祭での七五三で弓を射ったお子様たちの名前が連なる部分もあり、余白には降魔射の一瞬も織り込まれているのです。
「この中には皆さん一人一人がいるのです」というご当主の言葉がこの日の柔らかな日差しのように、優しく包み込んでくださいました。
紅葉物語の続きにこのひとときも、目の前で散ってゆく落ち葉もまた続いているのです。




おはようございます
その場の雰囲気が伝わるようでした(^^)