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カッコウがやってきた
かっこうの初音こぼれし朝ごはん
昨朝、裏のケヤキにカッコウがやってきました。昨年より一週間ほど早い来訪です。
ケヤキの新緑がいい感じで繁ったなと思っていたところですからさすがです。
一体どんな風に判断してどこからやってくるのでしょうか、不思議です。一羽だけだから、毎年同じ鳥がやってくるのでしょうか。
ウグイスと違って短い鳴き声だから初音でもぎこちなさはありません。
かっこうを辞典で引くと、カンコドリ、ヨブコドリの異称が出てきますが、わが家で耳にする鳴き声のイメージとはちょっと違うものですね。
このカッコウの鳴き声が朝に夕に響き、新緑の深まりとともに豊かさを感じさせてくれるのです。
ヨブコドリ「喚子鳥」といえば、古今伝授の秘伝の「三鳥」のひとつです。
吉田兼好も徒然草の中で「喚子鳥は春のものとばかり言ひて、いかなる鳥とも定かに記せるものなし・・・・」と書いていますが、さまざまな小鳥の総称だという説もあり、本当のところはどうなのでしょうか。
をちこちのたつきもしらぬ山中におぼつかなくもよぶこどりかな 猿丸
花すすき呼子鳥にもあらねども昔恋しきねをぞなきぬる 伊勢
同じ声でも音でも山奥で一人さびしく聴くのと、里で大勢の人と聴くのでは、まったく違うものになりますね。同じ曲でもそのときの心境で忘れがたい思い出になったり、二度と聴きたくないものになったり。
ただそのままをそのままとして聴く、受け入れることができるような心を日々つくっていきたいものです。




素晴らしいです
この記事、とても素晴らしいと思いました。「喚子鳥(よぶこどり)」は「かっこう」のことだと初めて知りました。
『日本の「ち・から」』の古今伝授のこのところは読みきれていないのですが、三鳥のひとつのこの言葉、他人に子供を生ませるという意味を込めているのかな?と思ってしまいました。