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07/01
Sat
古木の沈黙
今回の京都行きには、夏越の祓えのほかにもうひとつの目的がありました。
妙心寺東林院の沙羅双樹に出会うことでした。
花の季節だけしか公開していないのですが、今年は昨日までということでぎりぎりでしたが
何とか足を運ぶことができたのです。
ところが開門を待ち、ワクワクしていた私の眼に飛び込んだのは
あまりにもショッキングな姿でした。
庭の中央の樹齢約300年の古木が枯れてしまっていたのです。
ご住職によれば、周囲の工事の関係などでここ数年の間にだんだん衰退してきてしまったそうで
昨年はまだ片方の枝に花をつけていたらしいのですが
今年は終に花をつけなかったのです。
境内の井戸の水位も下がっているらしく、その大きな原因は根っこの方にあるようです。
「自然の理ですね」とおっしゃていましたが・・・・・。
その古木の枝には大きな数珠が掛かっていて、黙して語らず・・・・・。
この日この寺の檀家の皆様の大きな法要が営まれており、その読経の声がむなしく聞こえてきてくるのです。
何ともさびしい光景でした。
もちろん二世たちが育ってきていますし、それなりの風情もあります。だけど私は古老の声を聴きたかったのです。
数年前からここの花のことは聞いていたのに、これまで逃してきてしまったことをこんなに後悔したことはありません。
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 生者必衰の理をあらはす
生きているうちに、生きている人に会いに行け。生きている人から話を聞け。
古木からの痛烈なメッセージでした。
妙心寺で古木の精霊のかすかな言葉を聞いてこられたように感じます。
ところで、佐久間象山のお墓がある大宝院は公開されていましたでしょうか?
追伸
トラックバックありがとうございました。
凋落の白さも白さ沙羅の花
(花谷和子)
「大宝院」ってお庭が有名なのですね。佐久間象山のお墓があることも信州松代藩ゆかりの場所だということもネットで調べて初めて知りました。こちらは春と秋だけの特別公開。この春も4/20〜5/10に公開されたようです。
反対に良い場所を教えていただいてありがとうございました。
先日は、何せ大法要のため通常の拝観もできず、あの法堂の天井に描かれた「八方にらみの龍」も見られなかったのです。
古木の花姿に会うことはかないませんでした。いただいた栞の写真でただ想像するのみです。若木の花姿を見ていましても、その古木の存在感が強烈で心穏やかに眺めていられませんでした。
東林院とはそんなご縁がおありでしたか。丹波のお寺に出かけられると良いですね。花の具合がどうであろうと、毎年変わらずに愛でることの大切さも考えさせられました。
いのちのはかなさ。愚鈍な私にもその光景の衝撃は重かったです。
知りませんでした。
一度行ったきり、その後も
琵琶を楽しむ会だとか
そういう企画に参加したいとおもいつつ
結局行かずじまい。
確かにあの時の光景は浮かんではおりますけれど
やはりさびしく思います。
実は昨年のお盆に足を運んだ時に、大宝院は公開されておらず、とても悔しい思いをしたのでした。
この大宝院に訪れる前には、北野天満宮の「誠」の扁額を見てからくるのが良いと思います(^^)
以前の姿を知っていればそれはそれで違う寂しさとなるのかも知れませんね。私の場合は絶句・・・・でしたけど。
教えてくださってありがとうございます!!
釈迦の入滅の時に、釈迦の寝床の周りにあった沙羅双樹(2本ごとに4箇所、計8本)が枝葉を真っ白にして、鶴のように白くなったと言う。
印度で言う沙羅はこの日本の沙羅(夏椿)ではなくて、ラワン材になる巨木で似ても似つかないのですが。
印度の沙羅は、琵琶湖の傍の草津水生植物園の温室にあります。今頃は白い花が咲いているかも知れません。
枯れてしまったとはねえ。
やっと引越しが落ち着きました。お久しぶりです。記事を読んで相変わらず凛とした感性に心打たれ姿勢を正した私です。私は勉強不足であの有名な沙羅双樹は妙心寺にあったのですね。偶然新居のお庭に植わっていたのが夏椿なのですが白い花が咲いたと思うとすぐ枯れてぽとぽと落ちてしまうんですね。初めて知りました。確かに無常、、の風情です。茅の輪くぐりもいいですね。わたしも穢れをおとさなきゃ!
ネットラジオの投稿者が増えると嬉しいな

草津市立水生植物園にさっそくアクセスしてみました。とっても素敵な感じのところですね。ハスやスイレンがこんなにあるところ初めて知りました。詳しい情報ありがとうございます。
印度の沙羅も機会をつくって是非会いに行ってみたいです。
新居の庭に偶然夏椿・・・・なんて素敵ですね。新しい環境のお写真また楽しみにしています。
ネットラジオって面白いですよね〜。いつでも聞けるやって思っていて、実は第一回を聞いたまま(塾長さまごめんなさ〜い)だったのです。りりー姫さんは果敢に投稿されているんですね。私も何か出してみようかなあ。
実際その地を踏まれているところが何よりうらやましいです。
ネットラジオ聴くだけで面白いけど、投稿してると楽しみが違います

丹波高原の夏椿きれいでしょうね。
その景色はももりさんの絵におさまっているのでしょうか?ももりさんのパワフルなエネルギーに時折触発されてます。
誘ってくださってありがとうございます。次回、トライしてみます。
コメント
沙羅は暑さに弱いのでしょうか。私も鉢植えで(庭が狭いので)育てたのですが、いつも、2〜3年で枯れてしまいました。同級生の僧侶は丹波で自寺の住職もしており、そこにも沙羅の木があり(妙心寺ほど古木ではありませんが)、花の散る頃には琴の演奏会を催しています。今年は行って見ようかと思っているのですが、どうなりますか。
「相聞三」 芥川龍之介
また立ちかへる水無月の
歎きを誰にかたるべき。
沙羅のみづ枝に花さけば、
かなしき人の目ぞ見ゆる。
妙心寺で古木の精霊のかすかな言葉を聞いてこられたように感じます。
ところで、佐久間象山のお墓がある大宝院は公開されていましたでしょうか?
追伸
トラックバックありがとうございました。
凋落の白さも白さ沙羅の花
(花谷和子)
「大宝院」ってお庭が有名なのですね。佐久間象山のお墓があることも信州松代藩ゆかりの場所だということもネットで調べて初めて知りました。こちらは春と秋だけの特別公開。この春も4/20〜5/10に公開されたようです。
反対に良い場所を教えていただいてありがとうございました。
先日は、何せ大法要のため通常の拝観もできず、あの法堂の天井に描かれた「八方にらみの龍」も見られなかったのです。
古木の花姿に会うことはかないませんでした。いただいた栞の写真でただ想像するのみです。若木の花姿を見ていましても、その古木の存在感が強烈で心穏やかに眺めていられませんでした。
東林院とはそんなご縁がおありでしたか。丹波のお寺に出かけられると良いですね。花の具合がどうであろうと、毎年変わらずに愛でることの大切さも考えさせられました。
いのちのはかなさ。愚鈍な私にもその光景の衝撃は重かったです。
知りませんでした。
一度行ったきり、その後も
琵琶を楽しむ会だとか
そういう企画に参加したいとおもいつつ
結局行かずじまい。
確かにあの時の光景は浮かんではおりますけれど
やはりさびしく思います。
実は昨年のお盆に足を運んだ時に、大宝院は公開されておらず、とても悔しい思いをしたのでした。
この大宝院に訪れる前には、北野天満宮の「誠」の扁額を見てからくるのが良いと思います(^^)
以前の姿を知っていればそれはそれで違う寂しさとなるのかも知れませんね。私の場合は絶句・・・・でしたけど。
教えてくださってありがとうございます!!
釈迦の入滅の時に、釈迦の寝床の周りにあった沙羅双樹(2本ごとに4箇所、計8本)が枝葉を真っ白にして、鶴のように白くなったと言う。
印度で言う沙羅はこの日本の沙羅(夏椿)ではなくて、ラワン材になる巨木で似ても似つかないのですが。
印度の沙羅は、琵琶湖の傍の草津水生植物園の温室にあります。今頃は白い花が咲いているかも知れません。
枯れてしまったとはねえ。
やっと引越しが落ち着きました。お久しぶりです。記事を読んで相変わらず凛とした感性に心打たれ姿勢を正した私です。私は勉強不足であの有名な沙羅双樹は妙心寺にあったのですね。偶然新居のお庭に植わっていたのが夏椿なのですが白い花が咲いたと思うとすぐ枯れてぽとぽと落ちてしまうんですね。初めて知りました。確かに無常、、の風情です。茅の輪くぐりもいいですね。わたしも穢れをおとさなきゃ!
ネットラジオの投稿者が増えると嬉しいな
草津市立水生植物園にさっそくアクセスしてみました。とっても素敵な感じのところですね。ハスやスイレンがこんなにあるところ初めて知りました。詳しい情報ありがとうございます。
印度の沙羅も機会をつくって是非会いに行ってみたいです。
新居の庭に偶然夏椿・・・・なんて素敵ですね。新しい環境のお写真また楽しみにしています。
ネットラジオって面白いですよね〜。いつでも聞けるやって思っていて、実は第一回を聞いたまま(塾長さまごめんなさ〜い)だったのです。りりー姫さんは果敢に投稿されているんですね。私も何か出してみようかなあ。
実際その地を踏まれているところが何よりうらやましいです。
ネットラジオ聴くだけで面白いけど、投稿してると楽しみが違います
丹波高原の夏椿きれいでしょうね。
その景色はももりさんの絵におさまっているのでしょうか?ももりさんのパワフルなエネルギーに時折触発されてます。
誘ってくださってありがとうございます。次回、トライしてみます。
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沙羅は暑さに弱いのでしょうか。私も鉢植えで(庭が狭いので)育てたのですが、いつも、2〜3年で枯れてしまいました。同級生の僧侶は丹波で自寺の住職もしており、そこにも沙羅の木があり(妙心寺ほど古木ではありませんが)、花の散る頃には琴の演奏会を催しています。今年は行って見ようかと思っているのですが、どうなりますか。
「相聞三」 芥川龍之介
また立ちかへる水無月の
歎きを誰にかたるべき。
沙羅のみづ枝に花さけば、
かなしき人の目ぞ見ゆる。